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しまじろう「見て見て!椅子の付いたプロペラ機だよ!」

1:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)10:25:29.98ID:MZe4Ro/i0
とりっぴい「何だよそれ」
しまじろう「メエメエ博士が作ったんだ。見ての通り、この椅子の上に大きなプロペラが付いてて空を飛ぶんだよ!」
みみりん「何だかどこかで聞いたことがあるわ…」
しまじろう「君たちも乗りたい?」
みみりん「わ、私はいいわよ。高いところ苦手だから…」
とりっぴい「とりっぴいも。だってこの羽で飛べるんだもん」
しまじろう「そうか〜。それじゃあ僕はこれからこいつに乗って楽しい空の旅へ行ってくるよ!」
しまじろう「見て見て!椅子の付いたプロペラ機だよ!」
2:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)10:34:27.62ID:MZe4Ro/i0
とりっぴい「おいしまじろう!運転できるのか!?」
しまじろう「なーに大丈夫さ!操縦はちゃんと博士に教わったから!じゃあね〜!!」
ブロロロロロロ…(しまじろうが椅子付きプロペラ機に乗って空へ飛び去る)
みみりん「あの乗り物、メエメエ博士が作ったんでしょ?本当に大丈夫かしら…」
とりっぴい「とりっぴい、何だか嫌な予感がするよ〜」
3:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)10:45:17.17ID:MZe4Ro/i0
ブロロロロ…(ちゃれんじ島の絶景を空から眺めるしまじろう)
しまじろう「やっぱり空中散歩は気持ちいなぁ〜。そうだ、こいつでみんなを驚かしてやろう」
しばらく空から友達がいないか地面を探し回ってみると、クラスメイトで大金持ちのぽん太郎君が歩いていた。
しまじろう「あっ!あそこにぽん太郎君がいるぞ!よーし、あの自惚れ屋をちょっとからかってやろう」
ブルルルルル…(ぽん太郎君の所まで見つからずに近づくしまじろう)
しまじろう「おーい!ぽん太郎くーん!!」
ぽん太郎「んんっ?誰か僕のこと呼んだかい?」
しまじろうはとっさにプロペラ機でぽん太郎君から離れた。彼はあたりをキョロキョロ見渡したが誰もいなかった
4:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)10:49:36.88ID:MZe4Ro/i0
ぽん太郎「気のせいかな…」
再びプロペラ機で近づくしまじろう
しまじろう「おーい!!ぽん太郎君やーい!!」
ぽん太郎「えっ!?誰だ!!?」
またぽん太郎君から離れるしまじろう。彼は再び辺りを見渡したが誰もいない
ぽん太郎「僕は近頃ノイローゼなのかなぁ、それとも遊びすぎで疲れてるのかなぁ…今日はひつじいに頼んで医者に診てもらおうか…」
5:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)11:00:45.82ID:MZe4Ro/i0
しまじろう「あはははは!ああ面白かった!」
しまじろうは再び空から地面を探し回ってみると、友達でしまじろうたちのクラスの学級委員長を務めているらむりんが歩いていた。
しまじろう「あ、あそこにらむりんがいるよ!よし、日ごろの恨みとしておちょくってやろう!」
ブルルルルル…(らむりんの歩く目の前に着地するしまじろう)
しまじろう「やぁ、らむりん!」
らむりん「きゃああ!ちょっと何よ!!?」
しまじろう「ちょっと空中散歩をしていたところだよ」
6:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)11:10:06.16ID:MZe4Ro/i0
らむりん「空中散歩って…それに何よその変な乗り物は」
しまじろう「ああこれ?椅子付きプロペラ機だよ。メエメエ博士が作ったんだ!」
らむりん(またしまじろうに変な物を作ったのね、あのヤギ科学者は…)
らむりん「ところであたしに何か用?」
しまじろう「そうだよ、バカらむりん」
らむりん「な、何ですって!?もう一度言ってみなさいよ!!」
しまじろう「何度でも言ってやるよ!バカらむりん、腰抜け羊、カボチャ頭!!」
7:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)11:15:44.78ID:MZe4Ro/i0
らむりん「しまじろう!!」
怒ったらむりんがしまじろうに殴りかかろうとする
しまじろう「捕まってたまるかい!!」
ブロロロロロロ!!(エンジンをかけて離陸する)
らむりん「きゃ!」
しまじろう「あばよらむりん!ざまぁみろ!!」
ブロロロロロロ…(プロペラ機で飛び去るしまじろう)
らむりん「しまじろう、覚えてらっしゃい!!今度会ったらあんたの顔をぶん殴ってやるんだから!!」
らむりんが飛び去るしまじろうに向かって罵る
8:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)11:21:50.92ID:MZe4Ro/i0
ブロロロロ…(プロペラ機に乗り、空中散歩を続けるしまじろう)
しまじろう「らむりんをバカにして、ストレス解消!さてと、ここで歌おうとするか」
しまじろう「二人を〜夕闇が〜♪」
陽気に歌いながら空中散歩を楽しむしまじろうだったが…
しまじろう「あれ?何か風が強くなってきたぞ。今日はいい天気なはずなのに…」
しまじろう「ひとまず着陸しようかな…」
ブロロロ…(しかしうまく操縦が効かなっている)
しまじろう「あれ!?おい、どうした。しっかりしろ!」
9:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)11:27:39.65ID:MZe4Ro/i0
一方ちゃれんじ公園では
らむりん「本当にあいつは!!変な乗り物に乗ってあたしを侮辱して飛んでいったのよ!!」
みみりん「でも心配だわ…今日は午後から風が強くなっていくというのに」
とりっぴい「まあ、メエメエ博士が作ったやつだから、当てにならないと思ってたけど」
みみりん「そういえばしまじろうが乗ってたあの椅子に番号が書いてあったわ。確か、X37-4649だったわよ」
らむりん「あら、風が強くなってきたわよ」
とりっぴい「しまじろうのやつ、大丈夫なのかなぁ?」
10:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)11:35:06.43ID:MZe4Ro/i0
らむりん「ほっときなさいよ。あいつなんか風で吹き飛ばされたらいいのよ」
みみりん「ダメよらむりん、そんなこと言っちゃ!」
とりっぴい「それにしても、何であんなのを作ってもらったんだろ?」
みみりん「ねえ、念のためにメエメエ博士に話を聞いてみない?」
らむりん「ええ、そうしましょう。風も強くなってきたみたいだし」
とりっぴい「あれを作った理由が分かるかもしれないからね」
風がだんだん強くなる中、三人はメエメエ博士の家へと向かった
11:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)11:52:40.95ID:MZe4Ro/i0
メエメエ博士の家
メエメエ博士「よく来たのう君たち、まあ上がりなさい」
みみりん「あのうメエメエ博士、しまじろうが椅子の付いたプロペラ機を持っていきませんでしたか?」
メエメエ博士「ああ、しまじろう君がわしに「空を飛べる道具はないですか?」と訪ねてきてのう、あのプロペラ機の一台を持って行ったんじゃ」
らむりん「プロペラ機の一台?」
とりっぴい「ということは何台も作ってあるってこと?」
メエメエ博士「そうじゃ。どれがそれかわかりやすくするためにな。椅子に番号を書いてあるのじゃ」
みみりん「しまじろうがそれのX37-4649の番号のを乗って行ったんですよ!」
メエメエ博士「何じゃと!?あれはまだ修理中のやつで、あまり長くは飛べんのじゃよ!」
とりっぴい「ええええーっ!?」
らむりん「修理中のを持っていくなんて、相当のバカね」
12:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)12:04:36.28ID:MZe4Ro/i0
一方しまじろうは…
しまじろう「おいしっかりしろよ!このバカ!!」
風が激しくなる中、プロペラ機の操縦が効かなくなる
ドット「風が強くなってきたな…今日はもう帰ろうぜ」
そこに黒猫の三兄弟が歩いていた
ペイズリー「あ、あんちゃん!!」
ドット「何だよペイズリー」
ペイズリー「しまじろうが空を飛んでた!!」
ドット「あいつが空を飛ぶわけねえだろ!ほら行くぞ!」
からくさ「そうだよ。しまじろうが飛んでる訳ないじゃん」
ペイズリー「…さっきおいらが見たのは何だったのかな…まさか幽霊!?そんなわけないよな…」
ペイズリー「…ただの見間違いだ!間違いない、うんうん!!」
ドット「お前さっきから何ブツブツ言ってんだ?」
からくさ「そうだよ。今日のペイズリーおかしいよ」
ペイズリー「あっ…ごめん、あんちゃん…」
13:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)12:08:14.39ID:MZe4Ro/i0
しまじろう「おおおおおい!!助けてくれよおおおおお!!」
完全に操縦不可能になるプロペラ機
しまじろう「やっぱりメエメエ博士の発明品はポンコツだな!!」
ヒュウウウウウ!!(風がかなり激しくなり、雨も降ってくる)
しまじろう「うわあああああああ〜!!!」
風に吹き飛ばされるしまじろう
14:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)12:15:16.65ID:MZe4Ro/i0
その夜…
しまじろうの家
さくら(しまじろうのお母さん)「遅いわねしまじろう、いつまで遊んでるのかしら…」
しまたろう(しまじろうのお父さん)「あいつのことだからまたみんなと変わった遊びをしてるんじゃないのか」
さくら「遊びならいいけど…まさか誘拐とか…」
しまたろう「いやそれは…まさかな…」
はな「お父さん!お母さん!テレビ見て〜!!」
しまたろう「どうしたんだい、はな」
しまじろうのお父さんとお母さんは妹のはなちゃんに呼ばれテレビを見た
しまたろう「し、しまじろう!?」
さくら「何であの子が!?」
はな「お兄ちゃんがテレビに映ってるよ!」
15:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)12:23:00.60ID:MZe4Ro/i0
そのテレビでは
「『TNNニュースサポート』」
ニュース番組が放送されていた
ニュースアナウンサー「こんばんわ、俵米太郎です。今日午後18時過ぎ、東京の中野区で新種の虎が保健所に捕獲されました」
なんと、風で吹き飛ばされたしまじろうが東京の中野区まで飛ばされていた
ニュースアナウンサー「何でもその虎は青いオーバーオールに黄緑色のシャツを着て、捕獲された時には「ボクハ、シマジロウダ!」という奇妙な鳴き声を発していたとのことです」
このニュースはちゃれんじ島でも放送されていた
16:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)12:29:44.70ID:MZe4Ro/i0
みみりんたちもこのニュースを見ていた
みみりんの家
みみりん「あら、これってしまじろうじゃないの!?あの風で東京まで飛ばされていたなんて…」
呆然とするみみりん
とりっぴいの家
とりっぴい「しまじろう、バカなことするから。しかも新種の虎って…!」
呆然とするも笑いをこらえるとりっぴい
17:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)12:37:20.02ID:MZe4Ro/i0
らむりんの家
らむりん「ふんっ、人を侮辱するから罰が当たったのよ、自業自得だわ」
そして黒猫三兄弟の家でも
ニュースアナウンサー『最初の目撃者によりますと、空から落ちてきたとのことです』
ドット「何!?しまじろうが空から落ちてきただと!!?」
からくさ「まさかさっきペイズリーの言ってたことって…」
ペイズリー「やっぱりおいらが見たのは本物のしまじろうだったんだ…」
18:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)12:45:50.51ID:MZe4Ro/i0
ぽん太郎君の豪邸では
ぽん太郎「本当に聞いたんだよ!でも誰もいなかったんだ!」
ひつじい「あのですね坊ちゃま、幽霊というのはこの世にはいないのですよ。みんな迷信なのです」
ぽん太郎「医者に診てもらっても何も異常はなかったし、でもどこかで聞いたことがある声だったな…いつも会ってるような…」
ひつじい「坊ちゃま、大丈夫ですか?」
ぽん太郎「あ、いや、大丈夫さひつじい。僕はもう寝るよ!」
ぽん太郎(こんなことなど早寝して忘れてしまおう!)
19:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)12:54:46.19ID:MZe4Ro/i0
寝ると言って、テレビを見るぽん太郎君
ぽん太郎「いつものようにニュースでも…あれ!?これはしまじろう君じゃないか!!」
しまじろう『僕はしまじろうだー!!』
ぽん太郎「そうだ、この声だ!あれはしまじろう君の仕業だったんだな!」
ぽん太郎「しかも空から落ちてきたって言ってるが、飛び物を使ってこの僕を呼んだんだね!」
ぽん太郎「やっぱりしまじろう君は酷いことをするなぁ。でもこれで幽霊の正体がわかったぞ!」
うれしいのやら、悔しいのやら、安心してベッドで横になるぽん太郎君
20:VIPにかわりましてVIPPERがお送りします2014/09/23(火)13:02:45.43ID:MZe4Ro/i0
ニュースアナウンサー「なお、この確保した虎は上野動物園で飼われる予定です。ではまた明日」
「『TNNニュースサポート終』」
一方しまじろうは…
オリの中に入れられ、暴れて、叫ぶしまじろう
しまじろう「僕はしまじろうだあああー!!誰か助けてくれえええー!!たーすーけーてーくれええええええ〜!!!」
みみりん・らむりん・とりっぴい・ドット・からくさ・ペイズリー・ぽん太郎「あ〜あ、ダメだこりゃ」
しまじろうに呆れる七人なのであった
おしまい
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2014/09/23(火)14:48:27.42ID:fC+d0xVao
おつ
らむりん・・・安らかに眠れ
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)2014/09/23(火)20:32:21.40ID:UZPAUsJh0
しまじろう「二人を〜夕闇が〜♪」って
しまじろうが加山雄三の「君といつまでも」を歌ってて吹いたwwwwww

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